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ロッコロを より「上手く」ご利用いただくための Tips

自助具って、少しの コツ を知ると随分と使いやすくなることも多いですね。

 

ロッコロのご利用の皆さまにお教えいただき、一緒に考えて マトメ てみました。

◉ トイレットペーパーは、シングル・ダブル・トリプルのいずれもお使いいただけます。  


◉ (馴れるまで)巻取りは、自動車ハンドルくらいの大きな円でペーパーロールの周りをゆっくり回すと良いです。  


◉ 重ね枚数が少ないほど切れ易いので、シングルでは よりゆっくり と手を回すと不意に切れることが少ないです。  


◉ 手に巻くとき 親指と人差し指の間でペーパー端をはさみ(つかみ)、小指までの4本の指をやや広げて巻くと 膝上で紙束が抜きやすくなります。  


◉ ペーパーを切る時は回している手をロールの下方で一旦止めて、ペーパーを少し弛(ゆる)めて手刀を切るように真下に下ろすとミシン目のないペーパーでも楽に切れます。
ロッコロは カット時に真下に手刀を下ろすことが重要なポイントです。
丸◯ の方向に手刀を下ろすことは、ペーパーロールに回転ブレーキを掛ける効果と同時に、図中の Yポイント 辺りに切裂する力が働き近くのミシン目線などで切断する力をペーパーに程良く与える効果もあります。

◉ ペーパーが減りロールが細くなると円盤の抵抗が適度に効きますが、紙質により抵抗が効きすぎる場合があります。その場合は やや手前に引きながら手を回すと軽くなります。  


◉ ペーパー端が垂れていないときは、ロールを回して垂らして下さい。  


◉ 手に不随意(ふずいい)動が少しある場合、ベース板を踏んでお使いいただくとロッコロが倒れず安定する方がおられます。  


◉ 窓などから風が吹き込み ロールペーパーがほどける場合は、上からハンドタオルを掛けておくと良いです。また カバー代わりに掛けておられる方もおられます。  


◉ 一般的にミシン目線の間隔は、純正パルプ紙で約23㎝、再生紙では11.5㎝や17㎝ほどのものもあります。ペーパーを切るときこの約23㎝をロールと手の距離とすると、その間にミシン目線が入り切れやすくなります。  


◉ ペーパーの裏表が気になる方へ
 ・ダブルを使うと裏同士を重ねて、両面を表にした製品も多くあります。
 ・シングルの場合、外周側が表で滑らかですので、表で拭くには最後の一片を折戻すと良いです。
  (これは電動でたためるホルダーでも蛇腹(じゃばら)折(おり)になるので同じ結果となります)

 

 ・ザラつきのある裏側が汚れを取りやすいと好む方もいらっしゃいます。