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トイレ番外編 あれこれ

便座のフタは閉めてから流す?! < 食中毒との関係 >

 洋式トイレの便座のフタ。水洗を始めてから閉めてないでしょうか?実は最近、トイレ内の空気で食中毒拡散の危険性があることが分かったそうです。出典/参考:Mail Online(4Jan2012)NAVER(フタを閉めずにトイレを流すと)

 イギリス、リーズ大学のマーク・ウィルコックス教授らの研究チームは、消毒したトイレにおいて感染した排泄物のサンプルを用いて、水を流す時に便座のフタを下ろしておくと、どれくらいウイルスの拡散を抑えられるのかを調査。

結果、フタを開けたまま水を流すと便座の上約25センチまでウイルスが飛び散り、便座や床に付着することが分かり、さらに90分経った後でもトイレ内の空気中にウイルスを検出したそうです。ところがフタを閉めた状態で流すと便器内の空間ではウィルスが確認されたものの、空気中の浮遊量はフタが開いている時とは比べものにならないほど減少していたそうです。

 

 ノロウイルスなどの感染拡大に関係してそうです。少なくともウイルス感染の可能性のある下痢時にはフタを閉めて流すようにすべきですし、普段からクセをつけた方がよいのかもしれません。



男おしっこは1歩前へでなく、2歩前に出て13cmに近づいて!

 男性のトイレに「一歩前へ」の貼紙がよくありますが、便器外への尿滴落ちしないように注意しているものでした。

しかし、それでは便器にあたり跳ね返った飛沫(しぶき)がズボンや周囲を汚しているとのことです。

 アメリカのSplash Lab(飛沫(シブキ)研究所)物理学のテッド・トラスコット准教授とランディ・ハート研究員の研究によりますと、

15インチ(約38cm)で用をたすと150平方インチに飛沫を撒き散らすが、5インチ(約13cm)以内に近づくことにより飛沫の拡散を著しく減らすことができるとのこと。また便器に当てる角度を30度以内にすることで90%減らすことができるとしています。

 

 また、洋式便器では座ることにより距離が5~7インチになって尿の破裂拡散汚染を防止できるので、殆どの場合にはトラスコットもハートも便座に座って用をたすということが「漫画チックなシェーマ」によって紹介されています。

出典/参考:www.wired.com